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>2006/12/31   ブレーキキャリパーを塗装してみた。

いよいよ今年も今日で終わりやとゆうのに、何を思ったかブレーキキャリパーを塗装してみた。
大掃除もせんと、こんな事しててええんやろかなぁ?なんて思いながら、また面倒やなぁ。なんても。

来年になって暇がある時にやろうかなぁ?なぁんて思ってたけども、昨日寝る時に
「明日やろっ!天気もええちゅうしぃぃ。」ってな事で。

別段難しい事は無いやろけど、言うなら面倒くさいなぁ。って思いつつも作業に取りかかった。
作業場所は毎度(洗車する時も)の会社の駐車場でやった。おまけに使った道具やペンキも全部会社にあった物を使って作業したので、掛かった費用は・・・  でへへへ  無料。

  1. ジャッキアップしてタイヤを外す。
    この時に安全確保で万が一ジャッキが外れても車が下がらないにしておく。なんてゆうけど、面倒なのと、そんなもん(通常はウマと言う道具を使う)無いからそのまま作業をする。
     
  2. しちゃめちゃ錆びてるから用意した「ワイヤブラシ」と「真鍮ブラシ」を使って錆びを落とした。
    最初にワイヤブラシでそれなりにこすって、その後、真鍮ブラシでもうちょい丁寧にこすった。

    パーツクリーナー(もしくはブレーキクリーナー)を使って、汚れと浮いた錆びを洗い流した。
    どっちもカーショップやホームセンターに行けば売ってる。安けりゃ200円ぐらいである。
    出来たら2本用意しておくと途中で売り切れになってしまわなくて安心出来る。
     
  3. その後、キャリパー以外をマスキングする
    本当は新聞紙などを使って丁寧にマスキングするとええんやろけど、面倒なのと、どうせブレーキかけたらローターのペンキは取れるし。パッドもやがて交換するし。また余分な所のペンキはタイヤハウス内の事やから泥汚れで見えなくなるし。ってな事でぼろ布で簡易にマスキング。

    ただし、ボディには塗料が飛ばないようにしておかないと、後で取るのに苦労すると思う。今回はスプレーをしちゃめちゃ近づけて吹いたから無視した。幸いにもボディには飛んでない。

    ブレーキパッドやローターにペンキが付いても、ちょっと走ってブレーキ踏めば取れちゃうから、適当に。
     
  4. 下地塗装をする。今回はグレーの下地塗装をしてからペンキを塗った。
    最初は「銀(ギラギラしたシルバー)」でやろうと思ったが下地がグレーの状態で見てみると、あんまし迫力無いので、色を変えた。(会社の塗料置き場を物色すると、ゴールドがあったのでそれにした)
     
  5. 塗料が乾くのを待つ間に外したホイルの内側をコーティングした。
    これもパーツクリーナーで汚れを落として、ぼろ布で丁寧にこすって、またパーツクリーナーで汚れを流し落として、っと数回やって。コーティングをスプレーした。ここはクリアーペンキでもええと思うなぁ。
     
  6. 下地塗装を2回やって、後は仕上げに「ゴールド」をスプレーしてみた。
    下地も上塗り(ゴールド)もスプレーのノズルを2〜3cmぐらいまで近づけてスプレーした。
    キャリパー自体はアルミ系の鋳造品(鋳物)みたいやから、表面はデコボコで、ツルツルしてない。
    ならば、少々塗料がたれようとも、色むらが出ようとも、見た目は差ほど気にならない。って仕事でペンキを塗る時の経験で判断して。

    本当は最初の下地1回目は、下の金属が透けて見える程度に薄くスプレーして、それを何度も繰り返すとええんやけども、面倒なのと、時間がしちゃめちゃ掛かるのでパスした。

    ほんまは、多分パテを塗って、ある程度表面をツルツルにサンドペーパーで仕上げてから下地、上塗りすると、売ってる製品のようになるだろうなぁ?っと思った。けど、そこまで手をかけても・・・
     
  7. 後は同様に4本とも順番に作業して終わり。
    なんせ、1本づつ仕上げてホイルを取り付けてから、次のを外してってな順番やからメチャ時間が掛かった。
     
  8. ついでにホイルも磨いておいた。これはおまけ。


一応作業中の写真を数枚。最初の錆び落としは忘れたぁぁ。

下地塗装してる所。マスキングは簡単にぼろ布(ウエス)で軽く囲って。

スプレーで吹いたが、キャリパーはアルミみたいな鋳物やから表面はデコボコなので回りに飛び散らないようにノズルを2〜3cmの位置から吹いた。塗料がタレてもどうせ元からデコボコやから思い切って。

塗料が乾く間に折角外したんやからってな事でホイルの裏側を綺麗に掃除して、ブレーキダストが付きにくいようにクリアーを吹いておいた。

でっ、確か会社に「エンジンコーティングスプレー」があったと思い出して、クリアーをやめてそのエンジンルームの油汚れなどが付きにくくなるコーティング剤をスプレーしておいた。

このホイルの裏側もパーツクリーナーで綺麗に掃除してからコーティングした。

ホイルの取り付く部分の錆びも適当に落としたが取り切れていない。
 

一応使った物。右から
●パーツクリーナー
●ゴールドの塗料(上塗り用)
●グレーの下地塗装用

スプレー塗料は鉄用の一般の物で耐熱用じゃ無い。理由は後で。

4本とも同様にして、塗装した後の感じ。

これは前輪

こっちは後輪
ブレーキローターの径が前輪より小さいのでブレーキパッドも小さい、必然的にキャリパーも小さくなってるからちょっと迫力無し。



作業に使った物と時間
●下地塗装用のグレーのスプレー(会社にあった) 普通のペンキ(耐熱塗料じゃ無い)
●上塗り用のゴールドのスプレー(会社にあった) これまた、普通の木、金属用スプレー

下地用も上塗り用も普通の木工、プラスティック、金属なんて書かれている安いスプレー塗料でした。
理由はそれ程高速走行しない主に市街走行と郊外を走る程度で、ブレーキ使用が高速から一気に低速に落すなんて事は無い。また頻繁に山岳道路などを走って長い下り道をブレーキ多用して走る。ってな事も無いから。

それに、塗料がブレーキの熱で焼けて来るような事があれば、その時点で耐熱塗料を買えばええし。
焼けた塗料はブラシで簡単に落とす事が出来るから、作業も簡単やし。


●パーツクリーナー(会社にあった)

これは安くて量も多いからええんやけども、無けりゃ、家庭用のアルコールの消毒液でもええと思う。台所用品に布巾とかまな板なんかの消毒するアルコールスプレーがある、そんなのでもOKだと思う。汚れを流すだけなら水洗いしてもOKだろ思う。塗料を乗りやすくする為に油汚れを落とすのが主な目的です。

●ぼろ布または新聞紙数枚。出来たら1日分ぐらいあるとええと思う。

パーツクリーナーで吹いたり、また汚れの酷い部分をこするのに、ぼろ布が数枚あった方がええと思う。百均などで売ってる雑巾を数枚。汚れこすりと、仕上げに綺麗にする時用などに使い分けする。

●グリス(スプレー式が便利)

 これは、ホイルを止めるネジ(オスネジ、車側)とナットに軽く塗っておくと、次にタイヤ交換なんかの時にナットが外しやすい。

●手袋

これまた百均などで売ってる軍手で充分。出来たら下に薄手のゴム手袋をしてから軍手をすると完全に汚れない。


作業時間
下地塗装をして、上塗りもしたので1本あたり1時間程度掛かった。合計4本で4時間ぐらい掛かった。っとゆうても、その間適用に缶コーヒー買って飲んだり、ヤニタイムで喫煙したりと。なんせペンキが乾かないと次の塗装が出来ないもんねぇ。

タイヤを4本同時に外してしまえる環境があるなら、もっと短時間で出来ると思うなぁ。

掛かった費用
●一応銀色のペンキ(刷毛塗り用)600円を買ってあったが、使わなかった。
●刷毛1本。百円ショップで 100円
●マスキングテープ 同じく百均で100円

●後シンナーが少々あると、益々便利。今回は会社のを使った。

前もって自前で買った物は刷毛以外使わなかったが。 総費用:800円


どうせ、その内に禿げてくるやろから、その時にはシルバー(ギラギラの銀色)で塗ってみよう。
 

 


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